強襲揚陸艦アメリカが佐世保帰港


39番錨地で荷役作業中のアメリカ


飛行甲板に駐機しているCH−53

昨年12月に米海軍佐世保基地に交代配備された強襲揚陸艦アメリカ(America LHA-6)が濃霧が晴れた5月4日朝、佐世保港に帰っていることが確認された。

アメリカは1月9日に物資を積み込んで出港したのち、沖縄経由で東南アジア方面に出かけていた。
この間、タイで行われたコブラ・ゴールドに参加していたが、その間、海上自衛隊の護衛艦とフィリピン海などで共同洋上訓練を行っていたようだ。

新型肺炎(COVID-19)が各地で蔓延してたため、公表された範囲では、タイのレームチャバンとグアムに立ち寄った以外にはこれまでのように各地の港に寄港することはなかったようだ。

アメリカの飛行甲板には沖縄・ホワイトビーチに寄港した時に搭載していたものと同じ機体と思われるCH-53が駐機していた。何らかの事情で移動できなかったのだろう。

アメリカが停泊している近くの35番錨地には貨物弾薬補給ワシントン・チェンバース(Washington Chambers T-AKE-11)が、赤崎岸壁には燃料補給艦ティペカヌー(Tippecanoe T-AO-199)が 停泊している。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(2020.5.4 篠崎 撮影)


35番錨地に停泊しているワシントン・チェンバーズ


2020-5-4|HOME|