駆逐艦ペラルタ、2度目の佐世保寄港


立神岸壁に停泊したペラルタ(2020.5.20 篠崎 撮影)

米海軍の駆逐艦ラファエル・ペラルタ(Rafael Peralta DDG-115)が5月20日、米海軍佐世保基地立神岸壁に接岸しているのが確認された。
ペラルタは2017年に米本土・カリフォルニア州サンディエゴ海軍基地に配備された新鋭艦で佐世保には2回目の寄港となった。

ペラルタは1月17日、原子力空母セオドア・ルーズベルト(Theodore Roosevelt CVN-71)とともに巡洋艦1隻及び駆逐艦5隻で構成する空母打撃群(TRCSG)の1隻として配備先のサンディエゴを出港 していた。
2月15日にはフィリピン海でTRCSGが佐世保基地に配備されている強襲揚陸艦アメリカ(America LHA-6)や揚陸艦2隻で構成する遠征打撃群(ESG)と訓練を行っていたが、その訓練にも参加してい たと思われる。

その後ルーズベルトはベトナム・ダナンを訪問していたが、艦内で新型コロナウイルス(COVID-19)陽性患者が発生したため、その対処のためグアムのアプラ海軍基地に入港していた。

ルーズベルトは5月21日グアムを出港し、再びフィリピン海に展開を始めたので、駆逐艦ペラルタも間もなく合流するのだろう。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2020-5-22|HOME|