補給艦の寄港が相次ぐ佐世保港


赤崎岸壁に停泊したジョン・エリクソン(6月24日 篠崎 撮影)


39番錨地付近に錨泊したラパハノック(6月26日 篠崎 撮影)

佐世保港にはこのところ米軍の補給艦の寄港が相次いでいる。

米海軍の補給艦はほぼ燃料補給艦(AO)と貨物弾薬補給艦(AKE)の2つの艦種に集約されているが、その両方が相次いで姿を見せてる。

6月14日以降の1週間だけで見ても、燃料補給艦はティペカヌー(Tippecanoe T-AO-199)、ジョン・エリクソン(John Ericsson T-AO-194)、ラパハノック(Rappahannock T-AO-204)が 確認できただけで5回入港してる。

また、貨物.弾薬補給艦は9年ぶりに寄港したアラン・シェパード(Alan Shepard T-AKE-3)が2回寄港しているが、その少し前にはウォリィ・シラー(Wally Schirra T-AKE-8)とリチャ ード・E・バード(Richard E Byrd T-AKE-4)が寄港している。

  また、燃料を運び込むため大型のタンカー(マースク・ミシガン Maersk Michigan)もたびたび寄港している。

フィリピン海には空母セオドア・ルーズベルトの戦闘群と空母ニミッツの戦闘群が集まり、また、横須賀に配備されている空母ロナルド・レーガンも周辺に展開しているようだが、それら の艦隊への補給に走り回っているのだろう。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


35番錨地付近で荷役作業中のアラン・シェパード


赤崎岸壁に接岸したマースク・ミシガン(6月26日 篠崎 撮影)


2020-6-28|HOME|