高速輸送艦、佐世保に


赤崎岸壁に停泊したブランズウィック


折り畳んだままのブランズウィックのランプウェイ(7月13日 篠崎 撮影)

不安定な天候が続く佐世保に7月13日朝、米海軍の高速輸送艦ブランズウィック(Brunswick T-EPF-6 旧分類はJHSV)が入港し、赤崎岸壁に停泊した。

ブランズウィックは今月6日に停泊していたグアム・アプラ港を出港したようだが、佐世保に到着するまで少し日数が経過してるようで、途中、どこかに立ち寄ったことも考えられるよう だ。

同艦は海兵隊の揚陸部隊(MAGTF)を乗せ、高速を生かして展開することを目的に配備されているが、沖縄の海兵隊では新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が問題になっている。
赤崎岸壁に停泊したブランズウィックは船尾にある乗降用ランプを折りたたんだままで、兵員の移動などは確認できなかった。

高速輸送艦はこのところ横浜にはたびたび寄港しているが、佐世保に寄港することは珍しい。
ブランズウィックは2018年8月以来で、タイプが違う高速輸送艦グアム(Guam T-HST-1)も2019年10月に寄港していた。

なお、佐世保港には母港艦船のほか、燃料補給艦ラパハノックが7月7日から、貨物弾薬補給艦アラン・シェパードが7月9日から港中央部に錨泊している。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


港中央部に錨泊している貨物弾薬補給艦アラン・シェパード


港中央部に錨泊している燃料補給艦ラパハノック(7月11日 篠崎 撮影)


2020-7-13|HOME|