巡洋艦シャイロー、佐世保に寄港
立神岸壁に停泊したシャイロー(8月15日撮影)
39番錨地付近に停泊したバード(8月15日撮影)
終戦記念の日とされる8月15日(日本が降伏文書に署名したのは9月2日なのですが)の前日の14日、横須賀基地に配備されている巡洋艦シャイロー(ShilohCG-67)が米海軍佐世保基地立
神岸壁に停泊した。
シャイローは7月18日に横須賀基地を出港して以降の航跡ははっきりしないが、航行の自由作戦などで周辺海域に展開し、その間、佐世保から出港した貨物弾薬補給艦アラン・シェパード
から補給を受けていた。
また、シャイローは佐世保に寄港する直前の13日、韓国海軍の鎮海(チネ)基地に数時間立ち寄った後、佐世保に寄港したと思われる。また、途中の洋上で拳銃の射撃訓練を行っていた
ようだ。
佐世保港には前日まで燃料補給艦ラパハノック(Rappahannock T-AO-204)と同ジョン・エリクソン(John Ericsson T-AO-194)が停泊していたが、入れ違うように出港し、港中央部に
は12日に入港した貨物弾薬補給艦リチャード・E・バード(Richard E Byrd TAKE-4)が停泊している。
なお、台風5号が接近していた8月8日にはドック型輸送揚陸艦ニューオルリンズ(New Orleans LPD-18)が、9日にはドック型揚陸艦ジャーマンタウン(Germantown LSD-42)が帰港した
が、岸壁には停泊せず11日には出港していた。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)(篠崎 撮影)
ジャーマンタウンに近づくLCAC 手前はニューオルリンズ(8月9日撮影)
2020-8-15|HOME|