強襲揚陸艦アメリカが帰港
平瀬岸壁に停泊し、ニューオルリンズと並んで停泊したアメリカ
飛行甲板にMH-60が係止している(10月25日 篠崎 撮影)
米海軍佐世保基地に配備されている強襲揚陸艦アメリカが、10月24日佐世保に戻ってきた。
アメリカは8月4日に出港した後、一時横須賀に立ち寄っていたが、その後沖縄・ホワイトビーチで海兵隊とドッキングし、東南アジアに展開していた。
9月3日にはフィリピン・ルソン島から南シナ海に進入し、数日間同海域にとどまっていたようだ。
その後は沖縄に戻り、海兵隊とのCERTEX(特殊作戦能力証明訓練)を終えてからグアムでバリアント・シールド訓練を繰り広げていた。
10月18日には津軽海峡から日本海を経由して佐世保に戻ってきたようだ。
この航海中、COVID-19の影響なのか、補給のために各地の港に立ち寄ることは極力避け、洋上補給に頼っていたようだ。
航海中に補給を受け持ったのは貨物弾薬補給艦では、チャールス・ドリュー、シーザー・シャベス、ワシントン・チェンバーズ、サカジャウィアの各艦で、燃料補給艦ではジョン・エリクソンだったという。
佐世保に寄港し、平瀬岸壁に停泊した直後のアメリカの飛行甲板にはMH-60ヘリコプターが確認できたが、26日にはいなくなっていた。
次の出港はしばらくないのだろう。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
10月27日には飛行甲板にヘリの姿はない(10月27日 篠崎 撮影)
2020-10-28|HOME|