大西洋艦隊の燃料補給艦が佐世保に


赤崎2号岸壁に接岸したビッグ・ホーン


まだ奇麗な艦体に「198」の番号が見える(11月18日撮影)

米海軍の燃料補給艦ビッグ・ホーン(Big Horn T-AO-198)が11月18日、佐世保基地赤崎岸壁に接岸した。
米海軍の公式サイトによればビッグ・ホーンは1992年に就役以降、大西洋艦隊に所属しているようだ。

同艦が太平洋艦隊にエリアに来た理由は不明だが、少し前には地中海に展開していたという。このところ佐世保には同型のペコスやティッペカヌー、ラパハノックが寄港しているが、 米艦隊が西太平洋での作戦行動を活発化したということでもないところから、シフト・チェンジということ考えられる。

また17日には横須賀基地に所属している駆逐艦カーティス・ウイルバー(Curtis Wilbur DDG-54)が入港し、立神(India)6号岸壁に停泊している。
同艦は11月3日に横須賀を出港し、東シナ海に展開していたようだ。

なお、宮崎県沖の日向灘を舞台に11月18日から28日までの予定で日米共同掃海訓練などが行われるが、その訓練に参加すると思われる掃海艦パトリオット(Patoriot MCM-7)が出港し た。パトリオットは13日にいったん出港していたが、17日に短時間赤崎2号岸壁に停泊していた。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(篠崎 撮影)


立神岸壁に停泊したカーティス・ウイルバー。手前の揚陸艦はアシュランド(11月17日撮影)


2020-11-19|HOME|