フランス海軍のフリゲート艦、佐世保に寄港
倉島岸壁に接岸したプロレリア
艦尾には巨大なフランス国旗が
2月20日、海上自衛隊佐世保地方隊の倉島岸壁にフランス海軍のフリゲート艦プレリアル(Prairial F731)が接岸した。
プレリアルはフロレアル(Floreal)級フリゲート艦の2番艦で、基準排水量は約2600トン。フランスの海外領土である太平洋ポリネシアの海軍拠点であるタヒチ島パペーテ軍港に配属さ
れている。
今回は朝鮮国連軍参加国として北朝鮮の「瀬取り」監視のために派遣されたという。
フランス海軍の艦船が佐世保に寄港するのは2017年4月の強襲揚陸艦ミストラル(Mistral L9013)以来となるようだが、防衛省の発表では今回の寄港は補給のためで海上自衛隊との共同
訓練は計画していないとのこと。
2020年は朝鮮国連軍参加国艦船の寄港は2隻に減少していたが、米朝関係の行方によっては米海軍佐世保基地など朝鮮国連軍基地の活発化もあり得るだろう。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)(2.20 篠崎 撮影)
海上自衛隊の護衛艦「さわぎり」(基準排水量3500トン 右)と
2021-2-20|HOME|