揚陸艦ニューオルリンズが佐世保に帰港


入港するニューオルリンズ(2021.3.17 篠崎 撮影)

1月初旬に出港していたドック型輸送揚陸艦ニューオルリンズが2ヶ月半ぶり佐世保に戻ってきた。

ニューオルリンズは3日間かけて物資の積み込みを行った後、佐世保を出港していた。
通常であれば、「スプリング・パトロール」で東南アジア諸国との訓練に参加するのだが、今年は新型肺炎の影響で小規模な展開に終わったようだ。

佐世保に戻ってくるまでの間に行ったのは、揚陸統合訓練(AIT)や特殊作戦能力証明訓練(CERTEX)といった海軍・海兵隊の訓練を中心に、ミクロネシア連邦ベラウでの写真撮影(PHOTO EX)など、航海訓練が中心だったようだ。

先に戻っていた強襲揚陸艦アメリカとドック型輸送揚陸艦グリーンベイはメンテナンス作業を受けている。

佐世保基地には5日から16日まで高速輸送艦グアム(GUAM HST-1)が停泊していたが、出港後韓国・浦項に入港した。高速輸送艦が佐世保基地に長期間停泊するのはあまり例がない。
また、2月下旬に入港した救難曳航艦サルボア(SALVOR T-ARS-52)はまだ立神岸壁にとどまっている。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


赤崎岸壁に接岸したグアム(3.5 篠崎 撮影)


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