イギリス海軍のフリゲート艦、佐世保に寄港


平瀬岸壁に接岸したリッチモンド


艦尾に掲げた国旗は無風のため見えにくい(2021.8.7 篠崎 撮影)

イギリス海軍の空母クイーン・エリザベスを中心とする空母打撃群が東アジアを航行しているが、その随伴艦1隻が8月7日、米海軍佐世保基地の平瀬岸壁に接岸した。

寄港したのはフリゲート艦リッチモンド(Richmond F-239)で、朝鮮国連軍地位協定に基づく寄港と思われる。

米海軍佐世保基地には先日今年になってフランス海軍のフリゲート艦や強襲揚陸艦に加え情報収集艦が、またオーストラリア海軍のフリゲート艦が寄港するなど朝鮮国連軍参加国の艦船 寄港が目立っている。それ以外にもインド海軍のコルベット艦も寄港している。

北朝鮮の「瀬取り監視」が主要な目的と思われるが、朝鮮戦争終戦後の「既得権益」確保の狙いもあるのではないだろうか。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2021-8-7|HOME|