駆逐艦が次々佐世保に


立神岸壁に停泊したバリー(10月2日 篠崎 撮影)


立神岸壁に停泊したチェイフィー(10月6日 篠崎 撮影)

このところ米海軍佐世保基地に駆逐艦が次々に寄港している。

9月21日から23日までは横須賀基地に配備されて間もない駆逐艦ヒギンス(Higgins DDG-76)が佐世保に寄港していたが、10月1日には同じく横須賀に配備されている駆逐艦バリー (Barry DDG-52)が入港し、5日に出港している。
続いて6日にはハワイ州パールハーバーに配備されている駆逐艦チェイフィー(Chafee DDG-90)が寄港し、立神岸壁に接岸して燃料の補給を受けている。

バリーは9月4日に海上自衛隊の補給艦「ときわ」(AOE-423)から燃料の補給を受けた後、9月17日には台湾海峡を南下し、東シナ海を経由して佐世保に寄港している。

また、チェイフィーは母港のパールハーバーを6月17日に出港した後、カリフォルニア州サンディエゴ海軍基地を経由して西太平洋に展開している。
西太平洋地域では、中東帰りの空母ロナルド・レーガンを中心とした空母戦闘群(RRCSG)と行動を共にし、9月27日にはフィリピン・サンベルナルディの海峡を通過して北上していた。

チェイフィーが佐世保に寄港するのは2012年3月以来。

東・南シナ海やフィリピン海での作戦行動の補給や休養のための寄港が増えているようだ。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2021-10-6|HOME|