駆逐艦チェイフィー再び佐世保に


赤崎岸壁に接岸したチェイフィー(11月4日 篠崎 撮影)

先月9日に佐世保を出港していた駆逐艦チェイフィー(Chafee DDG-90)が11月4日、再び佐世保に入港し、米海軍赤崎貯油所岸壁に接岸した。

ハワイ州パール・ハーバーに配備されているチェイフィーは佐世保を出港した後、10月中旬には日本海北部のウラジオストック近海を「航行の自由作戦」として通過していた。

その後、海上自衛隊基地がある舞鶴に10月29日から今月3日まで寄港していた。

佐世保には舞鶴から直行したものと思われ、赤崎岸壁に接岸した後、燃料補給を示す赤旗を掲げていた。

また、佐世保に配備されている強襲揚陸艦アメリカ(America LHA-6)は11月3日に港中央部の39番錨地に移動し、物資を積み込んだ後出港した。

出港直後には近海で海上自衛隊の護衛艦や掃海艇と共同訓練を行っていた。

アメリカは9月1日に帰港して以来の出港だが、この時期に航海に出るのはあまり例がない。乗組員の航海訓練が目的かもしれない。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


出港に備えて物資の積み込み作業中のアメリカ(11月3日 篠崎 撮影)


2021-11-5|HOME|