巡洋艦アンティータム、佐世保に寄港


赤崎貯油所岸壁に接岸作業中のアンティータム(12月7日 篠崎 撮影)

米海軍横須賀基地に配備されている巡洋艦アンティータムが12月7日昼ごろ、米海軍佐世保基地の赤崎貯油所岸壁に接岸した。

アンティータムは定期の長期にわたるメンテナンス作業(Drydocking Selected Restricted Availability  DSRA)を受けたのち、検査航海を繰り返していたが、11月30日、横須賀を出港 していた。

アンティータムは東西冷戦末期の1987年に就役し、今年で艦齢が34年になる老朽艦だが、米海軍の艦隊計画(2021 Navy Force Structure and Shipbuilding Plans)を見ると、後継艦の 建造は急がれていないようだ。

大型の洋上戦闘艦ではDDG-51型(アーレイ・バーク級)が優先的に調達を計画されており、巡洋艦の出番は減少しているようだ。
後継艦がいない中で、老朽艦が頑張ることになるのだろう。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


燃料補給を受けるアンティータム(12月8日 篠崎 撮影)


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