駆逐艦が佐世保に相次ぎ寄港


立神岸壁に停泊したストックデール。手前は海上自衛隊の護衛艦「いせ」(1月24日 篠崎 撮影)

新型コロナ感染者が米海軍佐世保基地でも連日発生しているさなか、駆逐艦の寄港が相次いでいる。

寄港したのは駆逐艦ストックデール(Stockdale DDG-106)とデューイ(Dewey DDG-105)。

このうちストックデールは昨年8月4日に母港のカリフォルニア州サンディエゴ海軍基地を出港した後、空母カール・ビンソン打撃群として西太平洋に展開していた。
しかし、1月17日から22日にかけて沖縄南方海域で行われた日米共同訓練には参加せず、1月20日ごろ、1隻だけで佐世保に寄港している。

また、横須賀基地に配備されているデューイは1月4日に出港した後、フィリピン海で海上自衛隊の補給艦「おうみ」から燃料などの補給を受けた後、南シナ海に展開していた。

なお、今回の日米共同訓練には佐世保に配備されている強襲揚陸艦アメリカとともに、海上自衛隊の「ひゅうが」も参加していた。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


平瀬岸壁に停泊したデューイ(1月26日 篠崎 撮影)


2022-1-26|HOME|