駆逐艦スプルーアンス、佐世保に初寄港


立神岸壁に停泊した駆逐艦スプルーアンス(2022.4.20 篠崎 撮影)


赤崎貯油所岸壁に停泊したドック型揚陸艦アシュランド(2022.4.20 篠崎 撮影)

米海軍の駆逐艦スプルーアンス(Spruance DDG-111)が4月20日、米海軍佐世保基地の立神岸壁に停泊した。

スプルーアンスはカリフォルニア州サンディエゴ海軍基地に配備されているが、空母エイブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln CVN-72)と共に今年1月3日出港して以来、西太平洋に展開していた。
スプルーアンスはフィリピン海や南シナ海に展開した後、空母リンカーンと共に日本海に進んでいたようだ。
空母リンカーンは4月16日には鹿児島県大隅半島近くを通って太平洋に出たが、スプルーアンスは分かれて佐世保に寄港したようだ。

また、20日には佐世保基地に配備されているドック型揚陸艦アシュランド(Ashland LSD-48)が戻ってきたが、通常の停泊岸壁ではなく赤崎貯油所岸壁に大型タンカーSLNCグッドウィル(SLNC Goodwill T-AOT)と並んで停泊した。

この動きに関連したものかは不明が、貨物弾薬補給艦が2隻、相次いで佐世保港に寄港した。
1隻はアラン・シェパード(Alan Shepard T-AKE-3)で4月17日から19日まで寄港、もう1隻はシーザー・シャベス(Cesar Chavez T-AKE-14)で19日寄港。いずれも韓国・鎮海(チネ)からきたようだ。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


赤崎貯油所岸壁に停泊したタンカー、SLNCグッドウィル(2022.4.20 篠崎 撮影)

4月19日に佐世保に寄港した貨物弾薬補給艦シーザー・シャベス(2022.4.19 篠崎 撮影)

大分県日出生台演習場で行われている海兵隊の射撃訓練で使用する砲弾・弾薬を4月12日に運んできたとみられる貨物弾薬補給艦アメリア・イアハート(2022.4.19 篠崎 撮影)


2022-4-22|HOME|