検査航海を繰り返す強襲揚陸艦アメリカ


平瀬岸壁に接岸したアメリカ。右手後方はドック型揚陸艦アシュランド(LSD-48)

今年3月中旬から定期メンテナンス作業を受けていた強襲揚陸艦アメリカ(America LHA-6)の修理作業も最終段階に来たようだ。

7月末には佐世保港内で弾薬などの積み込み作業を行っていたが、8月2日に出港し、九州西海上で燃料補給艦ラパハノック(Rappahannock T-AO-204)から洋上で燃料補給受けた後、8月5日午前9時過ぎ、佐世保港に戻ってきた。
今後、本格的な検査航海で修理完了の認証を受けた後、乗組員の訓練を兼ねて東アジアへの「パトロール」に出かけることになるのだろう。
一部報道によると、「アメリカは台湾周辺に同型の強襲揚陸艦トリポリと共に展開」と台湾情勢を煽るような記事を出したところもあったようだ。

アメリカに洋上補給した燃料補給艦ラパハノックは一足早い4日、佐世保基地赤崎貯油所岸壁に接岸した。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(22.8.5 篠崎 撮影)


赤崎貯油所岸壁に停泊中の燃料補給艦ラパハノック


2022-8-6|HOME|