港口を通過するシカゴ（22.8.16 篠﨑 撮影）
原潜シカゴが佐世保に反復寄港
港口を通過するシカゴ（22.8.16 篠﨑 撮影）
原潜シカゴ（Chicago SSN-721）が16日、再び佐世保港に寄港した。
シカゴは13日に一時寄港し、10名前後の民間人と思われる人員を乗せて出港していた。
要員を乗せた目的は明らかにされていないが、コンピューターのソフト更新やシステムのアップデートを行うことではなかったろうか。
1986年10月に就役したシカゴは、ロスアンゼルス級で実戦配備されている原潜の中では2番目に艦年齢が長くなっており、維持やメンテナンス作業も相当頻繁に行っているのだろう。
今回の寄港は先日乗艦した人員を降ろすためと思われるが、降りてきたのは全員ではないようなので、再々度の寄港も想定される。
「台湾の緊張」が終わり、空母ロナルド・レーガンも海域を離れたことで、システムのアップデートなどの作業を行う時間の余裕ができたのだろう。
なお、15日には横須賀基地に配備されている駆逐艦ラファエル・ペラルタ（Rafael Peralta DDG-115）が入港した。同艦は今月11日にグアムを出港していたようだ。
（ＲＩＭＰＥＡＣＥ編集委員・佐世保）
立神岸壁に停泊したラファエル・ペラルタ（22.8.15 篠崎 撮影）
2022-8-16|HOME|