配備艦船がそろった佐世保基地


平瀬岸壁に接岸作業中のニューオルリンズ。右は強襲揚陸艦アメリカ(22.10.29 篠崎 撮影)

米海軍佐世保基地に配備されている艦船がすべて戻ってきた。
ただ1隻だけ出かけていたドック型輸送揚陸艦ニューオルリンズ(New Orleans LPD-18)が10月29日に帰港したことで、すべての配備艦がそろった。

ニューオルリンズは8月31日に佐世保を出港(9月5日には沖内に一時停泊)して以来、海上自衛隊舞鶴基地に寄港していた。
その後は南シナ海を経由しながらフィリピンで行われたKAMANDAG―6訓練に使用する車両をスービック港で降ろしていた。
佐世保に戻る直前には沖縄・ホワイトビーチ基地で兵員と装備を降ろしていたところから、当分の間、作戦航海などはないものと思われる。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


韓国での機雷・爆発物処理訓練を終えて戻ってきて立神岸壁に停泊した掃海艦パイオニア(艦番号9)。左は掃海艦チーフ(22.10.31 篠崎 撮影)


2022-11-6|HOME|