大型タンカーが佐世保に


赤崎貯油所岸壁に接岸したマースク・ミシガン


燃料を降ろして船体が浮き上がったミシガン

日本周辺やフィリピン海などで横須賀基地に配備されている空母ロナルド・レーガン(Ronald Reagan CVN-76)が随伴艦と共に走り回っており、その支援のための燃料補給艦などが佐世保に相次いで寄港しているが、その燃料補充のために大型タンカーが佐世保に寄港した。

11月23日に寄港したのはマースク・ミシガン(Maersk Michigan 約47,000トン)で、佐世保には10月19日出港以来、約1月ぶりの寄港となった。

この間、佐世保には米海軍の燃料補給艦ラパハノック(Rappahannock T-AO-204)が2回(11月1日、11月17日)、中型のタンカーPohang Pioneerが1回寄港し、燃料を搬出した。
ラパハノックは11月8日には駆逐艦ベンフォルドに、11月15日には空母ロナルド・レーガンと巡洋艦チャンセラーズ・ビルに、また11月23日には空母ロナルド・レーガンにそれぞれ洋上で燃料を補給していた。
同じ期間中、貨物弾薬補給艦はサカジャウイア、アメリア・イアーハート、カール・ブラッシャーが合計7回寄港したが、それぞれ空母ロナルド・レーガン艦隊などに洋上で貨物や弾薬を補給していたようだ。
米海軍にとって佐世保基地は「台所」のような位置づけとなっている。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(22.11.25 篠崎 撮影)


赤崎貯油所岸壁に停泊した燃料補給艦ジョン・エリクソン(右)とマースク・ミシガン


2022-11-26|HOME|