遠征洋上基地ミゲル・キースが佐世保に寄港


平瀬岸壁に停泊したミゲル・キース。左はドック型輸送揚陸艦ニューオルリンズ(23.3.9 篠崎 撮影)


米海兵隊の遠征・揚陸作戦などを支援する「洋上基地」ミゲル・キース(Miguel Keith ESB-5)が3月9日朝、佐世保基地平瀬岸壁に接岸した。

グアム・アプラを母港としているミゲル・キースは2021年5月に就役以来、佐世保にはこれまで4回寄港している。
これまでの寄港時、ミゲル・キースは港中央部にある危険物荷役錨地に錨泊するか、または燃料補給施設がある赤崎岸壁に停泊していたが、今回はメイン・ベースがある平瀬(Juliet)岸壁に停泊した。
Naval Sea Systems CommandのHPや星条旗新聞などの記事から推測されるのは、米海軍佐世保基地の艦船修理部(SRF-JRMC Sasebo Operations)の機能・能力向上に伴い、大型艦船の修理・メンテナンスが可能になったことと関係しているということ。
今回、ミゲル・キースが修理支援設備が整った平瀬岸壁に停泊したのは、このことと関係しているのではないだろうか。ミゲル・キースの甲板には何もない。

なお、佐世保基地に配備されている大型艦ではドック型揚陸艦ラシュモアが3月3日に米軍専用の第2ドックに入渠したが、艦船修理機能の充実が背景にあるのだろう。
これまで掃海艦や測量艦など比較的小型の艦船が第2ドックに入渠したことは多くあるが、ドック型揚陸艦のような大型艦が第2ドックに入渠したのは2011年7月にドック型揚陸艦トートュガ(Totuga LSD-46)が緊急に約1月半入渠して以来のようだ。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


ミゲル・キースが昨年5月11日に寄港した時は、甲板に大型ヘリが係止されていた(22.5.11 篠崎 撮影)


2023-3-10|HOME|