駆逐艦ラルフ・ジョンソンが佐世保に反復寄港


5月11日、再び佐世保に寄港したラルフ・ジョンソン(23.5.11 篠崎 撮影)


5月3日の接岸後、船尾付近に設置された作業台(23.5.5 篠崎 撮影)


米海軍横須賀基地に配備されている駆逐艦ラルフ・ジョンソン(Ralph Johnson DDG-114)が佐世保に反復して寄港している。

ラルフ・ジョンソンは5月1日に横須賀を出港した後、ほぼ直行するようにして5月3日、佐世保に寄港し、米海軍佐世保基地立神(India)6号岸壁に接岸していた。
その後10日にいったん出港したが、翌11日に再び立神6号岸壁に接岸した。

横須賀を出港した直後に佐世保に寄港するのも珍しいが、いったん出港した後に戻ってくるのはメンテナンスの終了した後に検査航海に出た場合によく見かけられる。

佐世保基地ではこのところ艦船修理廠(艦船修理廠日本地域管理センター=SRF-JRMC)の機能が充実されており、今回の再寄港はメンテナンス後の検査航海、あるいはいったん出港したが不具合が発生したことによるものとも思われる。

このところ駆逐艦や巡洋艦の寄港が目立つのは、東シナ海や日本海に出かけるのに都合が良いこともあるのだろう。

立神岸壁には駆逐艦のほか、ドック型輸送揚陸艦グリーンベイと4隻の掃海艦(パトリオット、パイオニア、ウォーリアー、チーフ)が停泊している。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


立神岸壁には駆逐艦とドック型輸送揚陸艦グリーンベイなどが停泊している(23.5.11 篠崎 撮影)


2023-5-13|HOME|