空母ニミッツが佐世保に寄港
雨の中、港口に姿を見せたニミッツ
港口を通過するニミッツ
抗議船や海上保安部、米軍警備艇などで混雑する中、錨地に向かうニミッツ
空母からフェリーに移乗する乗組員
ニミッツの飛行甲板には多数のFA18戦闘攻撃機が並んでいる
戦闘攻撃機の間には早期警戒機E2も駐機している
西太平洋に派遣されている米海軍の原子力空母ニミッツ(Nimitz CVN-68)が5月19日朝、米海軍佐世保基地がある佐世保港に入港し、港中央部の35番錨地付近に停泊した。奇しくも、入港した19日には広島・宇品で先進国G7サミットが始まった日でもある。
空母ニミッツは昨年11月末に母港のワシントン州ブレマートンを出港したあと、駆逐艦ディケーター(Decatur DDG- 73) 、同チャン・フーン( Chung-Hoon DDG -93)、同ウエイン・E・メイヤー(Wayne E Mayer DDG-108)などと共に韓国、シンガポールやフィリピン、タイなど各地で共同訓練などを行っていた。
佐世保に寄港する直前の4月24日には東南アジア・タイの観光地パタヤに寄港していた。
今回の寄港の目的について艦隊司令官スイーニー少将は「長い期間洋上で勤務してきた乗組員の休養のため」と、記者会見で明らかにしている。
ニミッツの入港直後には随伴艦の駆逐艦ウエイン・E・メイヤーも入港し、立神1号岸壁に接岸した。
空母ニミッツの乗組員はチャーターした民間のフェリーに乗り込み上陸した。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)(23.5.19 篠崎 撮影)
入港するメイヤー
立神岸壁に接岸したメイヤー
2023-5-21|HOME|