米韓合同訓練と佐世保の動き


佐世保基地赤崎貯油所岸壁で待機中のグアム(23.8.31 篠崎 撮影)

朝鮮半島では、8月21日から31日まで米韓合同訓練が行われたが、それに関連したと思われる艦船の寄港が相次いでいた。

今回の訓練は、米海軍の広報によると、朝鮮国連軍(参加国:オーストラリア、カナダ、フランス、英国、ギリシャ、イタリア、ニュージーランド、フィリピン、タイ、米国)が様々なフェーズで参加したという。
佐世保には寄港しなかったが、横須賀にはカナダ海軍のフリゲート艦2隻と補給艦が入港していた。

佐世保港に寄港した中では高速輸送艦グアム(GUAM T-HST-1)が8月30日に寄港し、訓練が終了した直後の9月2日には釜山に出向いていた。
グアムはその後、3日に釜山を出港し、4日には沖縄・那覇軍港に戻った。

佐世保基地に配備されている揚陸艦はフィリピンなど東南アジアやオーストラリアに出かけていて、今回の米韓合同訓練には参加していなかったこともあり、佐世保に寄港した洋上補給関連の動きは3隻(貨物弾薬補給艦1隻、燃料補給艦2隻)にとどまっていたようだ。

佐世保基地の8月の動きは下の表の通り




(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2023-9-07|HOME|