共同訓練参加艦船の佐世保寄港相次ぐ


自衛隊立神桟橋に停泊した補給艦ストルワート(23.11.4 篠崎 撮影)


倉島岸壁に接岸したフリゲート艦トゥーウーンバ(23.11.15 篠崎 撮影)


赤崎岸壁に接岸した駆逐艦ステレット(23.11.21 篠崎 撮影)


同じく赤崎岸壁に接岸したキッド(23.11.21 篠崎 撮影)

海上自衛隊が主宰した大規模実動(共同)訓練が11月10日から20日まで日本周辺の海・空域で行われたが、その訓練に参加したと思われる洋上戦闘艦が佐世保に相次いで寄港した。

11月15日にはオーストラリア海軍アンザック級のフリゲート艦 トゥーウーンバ(HMAS TOOWOOMBA FFH 156)が入港し、海上自衛隊倉島岸壁に接岸したが、トゥーウーンバは寄港前、中国海軍とトラブルを起こしていたことが後に公表された。

21日に寄港した米海軍の駆逐艦ステレット(STERETT DDG 104)はカリフォルニア州サンディエゴ海軍基地に所属し、入港前には空母カール・ビンソン(CARL VINSON  CVN 70)に随伴して沖縄南方海上に展開していた。

また、同じくキッド(KIDD DDG 100)はワシントン州エベレット海軍基地に所属しステレットと共に行動していたが、入港直前の14日にはオーストラリア海軍の補給艦ストルワート(HMAS STALWART A 304)から補給を受けていた。

訓練に関係したと思われる艦船は次のとおりで、いずれも朝鮮国連軍参加国の艦船だった。



(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2023-11-22|HOME|