揚陸補助艦が佐世保に反復寄港


3月14日から19日にかけて平瀬岸壁に接岸したミゲル・キース(24.3.17 篠崎 撮影)


3月20日に再び平瀬岸壁に接岸したミゲル・キース(24.3.21 篠崎 撮影)

米海兵隊の揚陸支援などを任務としている揚陸補助艦ミゲル・キース(Miguel Keith ESB-5)が佐世保基地に反復寄港している。

ミゲル・キースは2月下旬には東南アジアのタイで行われた多国間合同訓練「コブラ・ゴールド24」に参加した後、3月初旬には米陸軍の戦闘ヘリの発着艦訓練などを行っていた。
ミゲル・キースはこの訓練が終了した後の3月14日、米海軍佐世保基地平瀬(ジュリエット)岸壁に接岸したが、19日に出港していた。

しかし出港直後の3月20日、ミゲル・キースは再び平瀬岸壁に接岸した。

ミゲル・キースは昨年も3月と6月に寄港していたが、いずれも1週間少々の停泊で、短日数の間に反復寄港したことはない。何らかのメンテナンスの都合があったためだろうか。

佐世保基地の平瀬岸壁には艦船修理廠(SRF)が規模を拡大しているようで、今回の反復寄港も修理機能が強化されたことと関係していることも考えられる。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


平瀬岸壁で定期修理中のドック型輸送揚陸艦ニューオルリンズ(24.3.20 篠崎 撮影)


2024-3-21|HOME|