空母セオドア・ルーズベルト艦隊の補給艦、たびたび佐世保に寄港


赤崎貯油所岸壁に接岸作業中のエリクソン(24.5.15 篠崎 撮影)


港中央部35番錨地付近に停泊したドリュー(24.5.16 篠崎 撮影)

横須賀に配備されていた空母ロナルド・レーガン(Ronald Reagan CVN-76)が5月16日本国に向け出港し、代わりにジョージ・ワシントン(George Washington CVN-73)が配備されるようだ。

しかし、ワシントンは5月初旬にはまだカリブ海を航行中のようで、横須賀に到着するまでには相当の日数がかかると思われる。

その間、セオドア・ルーズベルト(Theodore Roosevelt CVN ?71)が西太平洋に展開を続けることになるようだが、そのルーズベルト艦隊の支援に当たっていると思われる補給艦が佐世保港に相次いで寄港している。

燃料補給艦ではジョン・エリクソン(John Ericsson T-AO-194)が4月12日と5月15日に寄港しているが、この間、5月1日には随伴の駆逐艦(ラッセル、ハワード、ダニエル・イノウエ)に、5月11日にはルーズベルトとイノウエに燃料を補給していたようだ。

このほか佐世保には貨物弾薬補給艦チャールス・ドリュー(Charles Drew T-AKE-10)が4月30日と5月13日に寄港しているが、補給活動の実態は不明だ。

当分の間ルーズベルト艦隊が西太平洋(東アジア)に展開するとなると、佐世保への補給艦の寄港も増えてくることになるのだろう。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2024-5-18|HOME|