駆逐艦、相次いで燃料補給で佐世保寄港


赤崎岸壁で燃料補給中の駆逐艦ミリウス(24.6.7 篠崎 撮影)


赤崎岸壁に接岸した駆逐艦ベンフォルド(24.7.1 篠崎 撮影)


赤崎岸壁に移動した測量艦ヘンソン(24.6.3 篠崎 撮影)

このところ米海軍の駆逐艦が燃料補給のため立ち寄る機会が増えている。

5月に続き、6月も駆逐艦ミリウス(MILIUS DDG 69)(6月7日〜8日)と同ハワード(HOWARD DDG 83)(6月25日〜26日)、同ベンフォルド(BENFOLD DDG 65)(6月30日)が燃料補給のため寄港した。
いずれも横須賀基地に配備されており、横須賀基地を出港直後に佐世保に寄港している。

また、5月末に寄港した測量(海洋調査)艦ヘンソン(HENSON T-AGS 63)は5月6日から佐世保重工の岸壁に停泊し修理作業を行っていたが、6月6日、燃料補給後に出港した。

この他、中型タンカーSLNC PAXと同Haina Patriot が燃料を運び出している。
搬出した燃料を補給するためだろうか、6月1日には大型タンカーAllied Pacific(米国籍 約5万4千トン)が韓国・チネから、6月18日には同Badlands Trader(米国籍 約5万トン)が韓国・蔚山から燃料を運び込んだ。

補給関係では6月中に貨物弾薬補給艦5隻が入・出港し、6月26日に入港した7月1日現在も海兵隊専用に指定されているサカジャウィアが港中央部に停泊している。

日本周辺に2個空母艦隊が展開しているので、その補給のためだろう。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


佐世保を出港した後、6月22日に横浜ノースドックに入港したタンカーBadlands Trader(24.6.22 星野 撮影)


2024-7-1|HOME|