米海軍強襲揚陸艦とニュージーランド海軍補給艦が佐世保に寄港
海上自衛隊立神桟橋に停泊したアオテエアロア(24.9.14 篠崎 撮影)
赤崎貯油所岸壁に停泊したボクサー(24.9.17 篠崎 撮影)
韓国南東部を中心に行われた大規模揚陸訓練「双竜(Ssang Yang )2024」に参加していた艦船の一部の米海軍強襲揚陸艦ボクサー(BOXER LHD-4)とニュージーランド海軍補給艦アオテエアロア(AOTEAROA A-12)が9月中旬、相次いで佐世保に寄港した。
9月14日に寄港したニュージーランド海軍補給艦のアオテエアロアは海上自衛隊立神桟橋に停泊した。
同艦は就役したばかりの電気ハイブリット艦だが、韓国・現代重工業が建造したもので、「里帰り」というところだろう。
ボクサーはFA-35BやMV-22オスプレイなどの航空機を満載した状態で9月16日から17日まで赤崎貯油所岸壁に停泊した。
一方、アオテエアロアは14日に入港した後、17日には艦長などが佐世保市長を表敬訪問し、18日午前に出港した。
また、佐世保基地に配備されている強襲揚陸艦アメリカ(AMERICA LHA-6)は7月20日に出港した後、韓国南東部で行われた揚陸訓練「双竜(Ssang Yang 2024)」にボクサーなどほかの揚陸艦と共に参加していた。
なお、アメリカは2019年12月から佐世保に配備されており、そろそろ5年ごとの定期点検の時期を迎えている。どこで作業を行うかによっては配備変更も想定される。
9月16日に佐世保に帰港したアメリカは港中央部の危険物荷役錨地に停泊した後、貨物などの積み下ろし作業を始めた。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
ボクサーの前部甲板に並んだオスプレイなど(24.9.17 篠崎 撮影)
ボクサーの後部甲板に係止したFA-35B(24.9.17 篠崎 撮影)
2024-9-18|HOME|