年末も出入りが続く佐世保基地
弾薬などを積み込む強襲揚陸艦アメリカ(24.12.11 篠崎 撮影)
カナダ海軍のフリゲート艦オタワ(24.12.20 篠崎 撮影)
今年9月から続いていた強襲揚陸艦アメリカ(America LHA-6)のメンテナンスが一
段落し、12月13日には弾薬などを積み込んだ後、検査を兼ねた航海に出港し、19日に
は戻ってきた。
それ以外の揚陸艦や掃海艦の動きは特段なく、米海軍佐世保基地は12月は平穏な動き
だった。
しかし外来艦船の動きは続いている。
12月5日には横須賀に配備されている巡洋艦ロバート・スモールズ(Robert Smalls
CG-62)が入港し、赤崎岸壁に停泊したが、7日には出港し横須賀に戻っていった。
また、補給艦船の動きで確認されたものは次の通り。
Haina Patriot (中型タンカー)12月1日入港 4日出港 韓国・釜山から
Redwood Trader(中型タンカー)12月5日入港 7日出港
Haina Patriot (中型タンカー)12月11日入港 14日出港 釜山と往復(?)
このほか、貨物弾薬補給艦リチャード E バード(Richard E Byrd T-AKE-4)が12月23日に入港し、赤崎3号岸壁に停泊している。
米軍以外では、カナダ海軍のフリゲート艦オタワ(Ottawa FFH-341)が20日に入港
し、赤崎2号岸壁に停泊を続けている。
オタワは海上自衛隊との共同訓練などは予定されていないようなので、朝鮮国連軍地
位協定による寄港と思われる。
米海軍以外の国の艦船寄港は、今年は2回寄港したニュージーランド海軍の補給艦アオテアロア(Aotearoa A-11)を含め、2隻3回となった。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
貨物弾薬補給艦バード(24.12.23 篠崎 撮影)
2024-12-26|HOME|