巡洋艦など、相次いで佐世保寄港
2月22日に寄港した巡洋艦プリンストン(25.2.22 篠崎 撮影)
同22日に寄港した原潜コロンビア。艦体には迷彩塗装か汚れなのか、不思議な模様がみられる(25.2.23 篠崎 撮影)
今月下旬になって、佐世保港に米軍艦の寄港が相次いでいる。
この数日に寄港した米軍艦は下記の表のようになる。
このうち原潜アレキサンドリアは2月6日に一時寄港した後、韓国・釜山に入港していたが、釜山出港から数日後には佐世保に「人員の移送」のために再び一時寄港した。
駆逐艦ラルフ・ジョンソンは15日に寄港する直前に台湾海峡を通過していたようだ。また、巡洋艦プリンストンは昨年11月から駆逐艦ステレット(Sterett DDG 104)と共に空母カール・ビンソンの随伴艦として行動していたが、佐世保に寄港する直前にはフィリピン海周辺に空母と共に展開していたと思われる。
原潜コロンビアは昨年10月からパール・ハーバーを離れ、昨年11月には韓国・釜山に寄港していた。1月12日には一時、グアムに寄港している。空母カール・ビンソンと共に行動していたのではないだろうか。
23日に寄港したラルフ・ジョンソンは停泊後に赤旗を掲げて燃料を補給している。
空母カール・ビンソンがフィリピン海に展開していることに関係した動きではないだろうか。
2月12日にはフィリピン周辺海域でカールビンソンCSG、フランス海軍空母シャルルドゴール(Charles de Gaulle)、同駆逐艦 Forbin (D620)、 Alsace (D656)、海上自衛隊「かが」、同「あきづき」が参加した共同訓練「Pacific Steller 2025」を行った後、POTOEX(写真撮影)を公開した。
フランス海軍も太平洋に基地(タヒチ・パペーテ)を持ち、朝鮮国連軍参加国であることをアピールする機会になったのだろう。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
赤崎岸壁に原潜と並んで停泊したラルフ・ジョンソン(25.2.23 篠崎 撮影)
2025-2-24|HOME|