相次ぐ駆逐艦の佐世保寄港


平瀬岸壁に接岸したローレンス(25.3.3 篠崎 撮影)


立神岸壁に停泊したデューイ。艦体に修理用のヤグラをかけている(25.3.10 篠崎 撮影)


赤崎岸壁で給油後、出港準備中のジョン・フィン(25.3.13 篠崎 撮影)

3月に入って、米海軍の駆逐艦が相次いで佐世保に寄港している。

3月2日にはハワイ州パール・ハーバーに配備されているウイリアム・P・ローレンス(William P Lawrence DDG-110)が平瀬岸壁に接岸し、7日出港した。
同時期、空母カール・ビンソン(Carl Vinson CVN-70)は、佐世保に2月22日から27日まで停泊した巡洋艦プリンストン(Princeton CG-59)と共に、韓国・釜山に3月2日から6日まで停泊した。
ローレンスも空母の護衛隊として動いていると思われる。

また、横須賀に配備されている駆逐艦デューイ(Dewey DDG-105)は東南アジアに展開した後、3月7日に佐世保湾内の横瀬貯油所で燃料を補給した後、立神岸壁に移動した。

更に12日には、横須賀に配備されている駆逐艦ジョン・フィン(John Finn DDG-113)が赤崎貯油所岸壁に接岸し、燃料を補給した後13日に出港した。

空母カール・ビンソンは昨年11月18日にカリフォルニア州サンディエゴ海軍基地を出港し、現在も西太平洋に展開している。
朝鮮半島の南北対立の危機をあおるかのように、朝鮮半島を取り囲む形で海上に軍事訓練海域が設定されているが、その中心はカールビンソン空母打撃群のようだ。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


赤崎岸壁には燃料補給艦グアダルーペも11日から停泊中(25.3.13 篠崎 撮影)


2025-3-13|HOME|