強襲揚陸艦アメリカが佐世保出港


39番錨地に移動したアメリカ(25.8.26 篠崎 撮影)


弾薬荷役中のアメリカ(25.8.26 篠崎 撮影)


アメリカから離れるバージ船(25.8.26 篠崎 撮影)

米海軍佐世保基地に配備されていた強襲揚陸艦アメリカ(America LHA-6)が8月28日、出港した。

アメリカはそれまで配備されていた強襲揚陸艦ワスプ(Wasp LHD-1)に代わって2019年12月から佐世保を母港としていた。
配備から5年を経過したアメリカは、同型のトリポリが交代配備のため佐世保に来てからもオーストラリアで行われたタリスマン・セーバー訓練に参加していた。

8月15日に帰港した後は赤崎岸壁に停泊していたが、26日から港中央部の39番錨地付近で弾薬などを下し、28日に荷役作業を終えて出港した。
近接する35番錨地には貨物弾薬補給艦ウォリー・シラー(Wally Schirra T-AKE-8)が停泊している。

アメリカは佐世保出港後、このまま米本土サンディエゴ基地に向かうものと思われる。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


35番錨地に停泊するウォリー・シラー(25.8.26 篠崎 撮影)


2025-8-31|HOME|