ドック型揚陸艦サンディエゴは佐世保に停泊中

2月28日に佐世保基地の平瀬3号岸壁に接岸し、その後メンテナンス作業を行っているとみられるドック型揚陸艦サンディエゴ(26.3.19 篠崎 撮影)

サンディエゴの左側、手前に見えるのは、平瀬岸壁に停泊した揚陸補助艦ミゲル・キース(26.3.19 篠崎 撮影)
報道等によれば、佐世保基地に配備されている強襲揚陸艦トリポリ(TRIPOLI LHA 7)がイラン攻撃に参加するためアラビア海方面に向かっている。
同じく佐世保を母港とするドック型揚陸艦ニューオーリンズ(NEW ORLEANS LPD 18)も、第31海兵遠征部隊の兵士たちを乗せてトリポリと共に行動していることは、いくつかの情報源からみて確かなことのようだ。
ところで、米海軍協会の「USNI News」は、3月18日付けの記事「3-Ship Tripoli ARG, 31st MEU Transit Malacca Strait En Route to the Middle East」(「トリポリ両用即応群の3隻と第31海兵遠征部隊、マラッカ海峡を通過し中東へ」)で、トリポリとニューオーリンズだけではなくドック型揚陸艦サンディエゴ(SAN DIEGO LPD 22)も、現地時間3月17日の夜にマラッカ海峡を北上したと報じている。
AIS(船舶自動識別装置)の位置情報がその根拠だという。
サンディエゴも、トリポリやニューオーリンズと同様に、佐世保母港艦だ。
トリポリとニューオーリンズがマラッカ海峡を北上したのは、おそらくその通りなのだろう。
しかし、サンディエゴもトリポリと共にマラッカ海峡を北上したという報道は、何かの間違いだ。
リムピースの篠崎正人編集委員の佐世保基地監視情報によれば、サンディエゴは2月28日に佐世保基地平瀬3号岸壁に接岸し、それ以来メンテナンス作業中のようだ。
イラン方面に向かってはいない。
サンディエゴの動向にかんしては、「USNI News」だけではなく日本の複数のメディアでも、トリポリに同行してイラン方面に向かっているとの報道がなされ、情報が混乱しているようなので、念のためここに指摘しておく。
なお、篠崎編集委員によれば、ドック型揚陸艦ラシュモア(RUSHMORE LSD 47)が長期のメンテナンス作業を終えた直後、3月19日に弾薬などを積み込んで出港している。気になる動きだ。
(RIMPEACE編集部 星野 潔)
2026-3-20|HOME|