補給艦船の入港相次ぐ佐世保基地

米海軍基地がある佐世保港に米軍の補給艦などが相次いで入港した。

3月11日未明にまず戦闘補給艦サクラメントが入港し、沖合いにある35番錨地で停泊し、生鮮食料品や少量の弾薬などを積み込んだ。 続いて、午前9時頃には燃料補給艦ラパハノックが入港、燃料ターミナルがある赤崎岸壁に接岸した。
10時前にはMSCがチャーターした民間タンカー2隻(いずれも3万トン超)が入港した。

戦闘補給艦サクラメントは空母カール・ビンソンの随伴艦で、空母が九州周辺に展開したことに伴って補給のため入港したようだ。 サクラメントは今後も佐世保港に反復入港するようだ。
燃料補給艦ラパハノックは燃料をかなり積み込んだまま入港したようで、何か別の理由があったものと思われる。

民間タンカー「GULF GRACE」と「FRAJA OCIAN」はそれぞれ本船貯油所と横瀬貯油所に接岸した。いずれも空荷の状態で入港し、燃料を積み込み始めた。 インド洋にあるディエゴ・ガルシアに向かう模様だ。
佐世保港には今月に入って原潜シカゴとホノルルが反復寄港している。


35番錨地で物資積込作業を行なうサクラメント


沖合いで待機する民間タンカー「GULF GRACE」


赤崎岸壁に接岸するラパハノック



'2003-3-12|HOME|