２００２年６月 佐世保基地 米艦船の入港調査

WB:ホワイトビーチ, N:那覇軍港,PS:釜山

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エセックス．． - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -==WB== O O O O O O
ジュノー．．． - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -==WB== O O O O O O
ジャーマンＴ． O O O - - - - - - - - - - - O O O O O O O O O O O O O O O O
Ｆマッケンリー - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -==WB== - - - -PS -
ガーディアン． - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
パトリオット． - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
セーフガード．--SALVAGE--- - - - - - O O O O O O O O O O O O O O O O O O O
ＡＰＬ３９．． O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O
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コロンバス．． O O O - - - - O - - - - - - - - - O - - - - - - - - - - - -
モンターク．． O O O O O O O O O O O O O O O - - - - - - - - - - - - - - -
ボーディッチ． O O O - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Ｓ．テキサン． - - - O O O O O - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
キスカ．．．． - - - - - - - O O O O O - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Ｏ．アイランド - - - - - - - - - - - - - O O O O O O O O O O O O O O - - -
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ＡＰＬ３９．．：宿泊台船
コロンバス．．：原潜、COLUMBUS (SSN 762)
モンターク．．：タンカー、MONTALK (T-AOG) 
ボーディッチ．：海洋調査船、BOWDITCH (T-AGS 62) 
Ｓ．テキサン．：貨物船、STRONG TEXAN (T-AKR)
キスカ．．．．：弾薬輸送艦、KISKA (T-AE 35) 
Ｏ．アイランド：ミサイル追跡艦、OBSERVATION ISLAND (T-AGM 23)
　６月に入・出港した艦船では「修理」に関係したケースが多かった。
１、原潜コロンブスの修理疑惑については、どうやらアクティブ・ソナー（魚雷発射時の照準に使用する火器管制装置）に異状があったようだ。修理後のテストと検査のためたびたび出入りを繰り返したものと思われる。

２、ミサイル観測艦オブザベーション・アイランドが姿を現すときは、近辺で不穏な状況が起き（あるいは起ころうとし）ているときが多い。今回の入港もインド・パキスタンの軍事的緊張の中で強行されたパキスタンのミサイル発射実験の直後である。このところＭＤ（ミサイル防御）実験支援に走り回っていると見ていたら、やはり戦争の匂いを嗅ぎつけて疫病神のように現れた。 　今回の入港理由は「発電機の修理のため」という情報もあるが、収集したミサイル発射関連情報の伝達と共に一段落した合間に機械類を点検するためでもあったのだろう。

３、給油船モンタークは民間船をＭＳＣ（米海上軍事輸送司令部）がチャーターして運用しているものだが、佐世保重工（ＳＳＫ）第６ドックで点検と修理を受けた。 　測量艦ボウディッチもＭＳＣが運用している調査船だが、先月から定期検査のためＳＳＫの岸壁に停泊していた。 　米軍艦船の修理をＳＳＫが受注することは珍しい。佐世保造船所の施設あるいは立神岸壁を使って行われてきた修理はほとんどがＳＲＦ（米海軍艦船修理部）の管理下で住友重工などが工事にあたってきていた。

４、揚陸艦隊が戻ってきた。毎年５月に行われている米・タイ合同訓練コブラ・ゴールドに沖縄駐留の海兵隊と共に出かけていたものだが、５月末に訓練が終了した後も東南アジアで海兵隊の移動に従事していた。

５、貨物船ストロング・テキサンが前畑弾薬庫の岸壁に接岸して荷役作業を行なった。前畑弾薬庫は明治時代から旧軍が使用していたもので、岸壁も当時と変わらない推進５．５ｍ、延長５０ｍという小規模のもの。１４個ほどの弾薬コンテナを搬出したが、この岸壁に貨物船が接岸して荷役するのは極めて異例のこと。これにより前畑弾薬庫の貯蔵量は更に減少した。



６月5日撮影。前畑弾薬庫の岸壁に接岸したストロング・テキサン

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