２００９年７月 佐世保基地 米艦船の入港調査

Y:横須賀、WB：ホワイトビーチ、IN：インドネシア


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エセックス．．==CAIRNS== ------------TALISMAN SABER 09------------ - - - - -
デンバー．．．TOWNSVILLE ------------TALISMAN SABER 09------------ - - - - -
ハーパーズＦ． - - - - - - --CARAT(THAILAND)-- - - -CARAT(IN)- - - - - - - -
トートゥガ．．==CAIRNS== ------------TALISMAN SABER 09------------ - - - - -
ガーディアン． O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O - - - -
パトリオット． O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O - - - -
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エフェクティブ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - O O O O O - - - -
Ｏアイランド． - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - O O O O O O O O O O
ディフェンダー - - - - - - - - - - - - - O O O O O O O O O O O O O O O O - Y
アベンジャー． - - - - - - - O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O - O
Ｎオールリンズ - - - - - - - O O O O - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
オーシャンＦ． - - - - - - - O O O O O O - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Ｊマクダネル． O O O O O O O - -===NH=== - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ＢＣヘーゼン． - - O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O
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エフェクティブ：音響測定艦、EFFWCTIVE (T-AGS 21)
Ｏアイランド．：ミサイル追跡艦、OBSERVATION ISLAND (T-AGM 23) 
ディフェンダー：掃海艦、DEFENDER (MCM 2)
アベンジャー．：掃海艦、AVENGER (MCM 1) 
Ｎオールリンズ：揚陸艦、NEW ORLEANS (LPD-18)
オーシャンＦ．：貨物船、OCEAN FORCE (T-AK)
Ｊマクダネル．：海洋調査船、JOHN McDONNEL (T-AGS 51)
ＢＣヘーゼン．：海洋調査船、BRUCE C.HEEZEN(T-AGS 64)
１、７月８日、最新型のサンアントニオ級の揚陸艦ニューオルリンズ（ＬＰＤ−１８）が佐世保に寄港した。このクラスの揚陸艦の寄港は 初めてのことだ。
寄港の目的は搭載しているＬＣＡＣ（ホバークラフト型上陸用舟艇）を交換するため、ということで、同艦は佐世保港に入港する際、 搭載していたＬＣＡＣ１隻を湾内の陸上整備施設まで自走させた。
ニューオルリンズは２００６年から配備が始まったサンアントニオ級の２番艦として２００７年３月に就役し、カリフォルニア州サンディ エゴ海軍基地に配備されている。
サンアントニオ級の揚陸艦は、佐世保に配備されているデンバー（ＬＰＤ−９）などオースティン級の揚陸艦に代わるものとして配備が 進められ、現在４隻が就役しているようだ。
ニューオルリンズは出港後、母港であるサンディエゴ海軍基地に向かったという。

２、揚陸艦ニューオルリンズ寄港と前後して、７月８日午前９時頃、掃海艦アベンジャー（ＭＣＭ−１）が民間の貨物船「オーシャン　 フォース」に搭載され寄港した。 アベンジャーは同型のネーム・シップで、６月１日に佐世保基地に到着した２番艦のディフェンダー（ＭＣＭ−２）と共に当分の間、 西太平洋に展開すると報じられていた。 アベンジャーはこれまで母港としていたテキサス州イングリサイド海軍基地の閉鎖にともない太平洋に面したカリフォルニア州サンディ エゴ海軍基地に母港を移したばかりだ。 今回２隻の掃海艦が佐世保基地に来たことで掃海艦は合計４隻となったが、この配備が一時的なものかどうかについて佐世保基地は明らか にしていない。 ７月１３日には「先輩」である掃海艦ガーディアンとパトリオットが佐世保に戻ってきたことで、佐世保基地には掃海艦４隻が集結した。 ディフェンダーはその後出港し、慣熟訓練を終えるとまた戻ってきたが、７月３１日には横須賀基地に姿を現した。 配備期間について説明はないものの、イングリサイド基地の閉鎖により長期的な配備につながることも想定される。 ３、弾道ミサイル観測艦オブザベーション・アイランド（Ｔ−ＡＧＭ−23）が７月２２日朝、立神岸壁に停泊しているのが確認された。
長距離弾道ミサイル追尾のためのレーダーシステム「コブラ・ジュディ」を搭載しているオブザベーション・アイランドは６月以降、 北朝鮮の弾道ミサイル発射をモニターするため日本海などに展開していたと思われる。
報道などによれば、米国は当面のところ北朝鮮が弾道ミサイルを発射する兆候はないと判断したことで、一連のモニター作業を終え休養や 補給、報告などのため立ち寄ったのだろう。同艦は７月３１日まで佐世保基地の岸壁に停泊した。

４、佐世保基地に配備されている揚陸艦のうち、強襲揚陸艦エセックス、ドック型輸送揚陸艦デンバー、ドック型揚陸艦トートュガの３隻 はオーストラリア東海岸で行われている米・豪合同訓練「タリスマン・セーバー０９」に先月以来参加していた。
同訓練は強襲揚陸作戦を含む統合訓練で、米・豪あわせて約３万人が参加している、アジア・太平洋地域ではもっとも大規模な軍事訓練で ある。
また、佐世保に配備されているもう１隻のドック型揚陸艦ハーパーズ・フェリーは東南アジア諸国との２国間訓練「ＣＡＲＡＴ」に参加し、 各国の港に寄港している。
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