2012年4月 佐世保 米艦船在港状況 WB:ホワイトビーチ
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ESSEX (LHD 2) out WB WB in out 揚陸艦
DENVER(LPD 9) WB WB WB WB Subic Bay ---------- BALIKATAN   2012 ---------- 揚陸艦
TORTUGA (LSD46) WB WB WB WB Subic Bay ---------- BALIKATAN   2012 ---------- 揚陸艦
GERMAN TOWN (LSD 42) 揚陸艦
GUARDIAN (MCM5) out in 掃海艦
PATRIOT (MCM7) 掃海艦
BONHOMME RICHARD (LHD 6) in 揚陸艦
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AVENGER (MCM 1) 掃海艦
DEFENDER (MCM 2) 掃海艦
LOUISVILLE (SSN724) WB in out WB 原潜
BRO HAWAII (T-AO) in out WB WB タンカー
DAI  MINH (T-AOT) in out タンカー
SUMNER (T-AGS 61) in out in out 海洋調査船
WALTER  S  DIEHL (T-AO 193) in out in out in out タンカー
IMPECCABLE(T-AGOS 23) in out 音響測定艦
AMELIA EARHART (T-AKE 6) in out 貨物弾薬補給艦
CHAFEE (DDG 90) in out == Da Nang == 駆逐艦
O'KANE (DDG 77) in out in out 駆逐艦
NORTH CAROLINA(SSN 777) out WB 原潜
VICTORIOUS (T-AGOS 19) 音響測定艦
TSgt John A. Chapman (T-AK 323) in out     事前集積艦
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1、佐世保基地に配備されている強襲揚陸艦エセックス(LHD-2)が4月23日、同型のボノムリシャール(LHD-6)と交代した。エセックスは4月29日に佐世保を離れたが、この後米本国で近代化工 事を受けるという。
エセックスはこの1年、相次ぐ故障や不具合のためたびたび運用に支障をきたしていたが、交代直前の3月30日には参加していた米韓合同訓練「フォール・イーグル」から離脱して緊急に佐世保に 戻ってきていた。故障が相次いだ原因は米海軍の予算不足のため定期の修理を受けられなかったためのようだ。

2、北朝鮮(DPRK)によるロケット発射に対処するするため海上自衛隊のイージス護衛艦「こんごう」などが佐世保から出港したが、米海軍のミサイル駆逐艦も相次いで佐世保に姿を見せた。この うちチェイフィー(DDG-90)は故障したエセックスをエスコートするために3月末に佐世保基地にいったん寄港していたが、その後、ロケット発射をモニターするため展開したMD対応能力のある 駆逐艦オケイン(DDG-77)の護衛にあたる任務に就いたようだ。そのオケインはロケット発射実験が失敗した翌日に再び佐世保に寄港した。

3、バージニア級の原潜ノースキャロライナ(SSN-777)は3月19日以来16日間にわたって佐世保基地赤崎岸壁に接岸し、4月3日出港した。原潜がこれほど長期間停泊するのは異例なことで、 2007年にロサンゼルス(SSN-688)が15日間停泊して以来のこと。
ノースキャロライナは停泊中、潜望鏡などを点検していたが、何らかの不具合を起こしていたものとみられる。寄港期間中、放射能数値に大きな変化はなかったが、過去に赤崎岸壁に接岸中の原潜 が電源に関係する事故を起こしていたこともあった。

4、米空軍の貨物輸送(事前集積)艦ジョンA・・チャップマン(T-AK-323)が3月に続いて寄港した。この期間中、韓国で米韓合同訓練が行われており、チャップマンはその支援のために出かけて いたのだろう。


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