2012年7月 佐世保 米艦船在港状況 Y:横須賀、WB:ホワイトビーチ、NH:那覇軍港、
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DENVER(LPD 9) in out Y Y Y Y Y in out in 揚陸艦
TORTUGA (LSD46) o/i 揚陸艦
GERMAN TOWN (LSD 42) in out in 揚陸艦
GUARDIAN (MCM5) out Y Y (日米合同機雷戦訓練・掃海特別訓練) Y Y Y 掃海艦
PATRIOT (MCM7) 掃海艦
BONHOMME RICHARD (LHD 6) 揚陸艦
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AVENGER (MCM 1) o/i out WB in 掃海艦
DEFENDER (MCM 2) in o/i 掃海艦
VICTORIOUS (T-AGOS 19) out in out in 音響測定艦
OBSERVATION  ISLAND (T-AGM 23)  out in out ミサイル追跡艦
SODERMAN (T-AKR 299) out 事前集積艦
AMELIA EARHART (T-AKE 6) in out in out 貨物弾薬補給艦
TOPEKA(SSN754) i/o i/o i/o 原潜
MARY SEARS(T-AGS 65) in out 海洋調査船
WALLY SCHIRRA (T-AKE 8) in out 貨物弾薬補給艦
LASSEN (DDG 82) ==HONGKONG== in out 駆逐艦
IMPECCABLE(T-AGOS 23) in 音響測定艦
TIPPECANOE(T-AO 199) in タンカー
EFFECTIVE (T-AGOS 21) WB WB in 音響測定艦
BRO HAWAII (T-AO) in out タンカー
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4月に交代配備された強襲揚陸艦ボノムリシャールが5月3日以来、いまだに岸壁に停泊している。前任のエセックスの場合、2007年に2か月と20日岸壁に停泊していたことがあるが、 これは飛行甲板などの定期的整備・修理のため。今回のボノムリシャールは本国で定期の整備を終えた後に交代配備されたので、定期の整備のためとは考えられない。
当面ボノムリシャールが参加する作戦などが計画されていないためだろうか。7月末現在、佐世保に配備されている揚陸艦4隻と掃海艦4隻はすべて停泊しているが、例年であれば9月から 「フォール・パトロール」に向けた動きだすことになるが、その時にボノムリシャールはどのように動くのだろうか。

潜水艦の音紋などをモニターし追尾する音響測定艦の寄港が相次いでいる。音響測定艦は6月には沖縄・那覇軍港に相次いで寄港していたが、7月になって佐世保に戻ってきたようだ。理由として は、沖縄では艦船のメンテナンスや測定機材の補給ができないため、ということではないだろうか。
東シナ海を挟んで西(沖縄)と東(佐世保)艦船の維持・補給や乗組員の休養は佐世保で、作戦の拠点は沖縄で、という図式だろう。

米海軍横須賀基地に配備されているミサイル駆逐艦ラッセンが6月に続いて寄港した。ラッセンは7月9日、空母ジョージ・ワシントンとともに中国・香港に寄港していた。空母ジョージ・ワシントン は7月26日、横須賀に帰港したが、別行動となったラッセンは東シナ海で情報収集活動を行っている音響測定艦や測量(海洋調査)艦の護衛任務として行動していたのではないだろうか。

原潜トピカが3回、いずれも短時間寄港を繰り返した。これまでも原潜が同様の寄港パターンを行うことがあったが、いずれも音響測定艦や測定艦の動きと関連していた。今回もトピカが姿を見せ た前後に音響測定艦が5回、測量艦が1回佐世保に寄港していた。


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