2012年10月 佐世保 米艦船在港状況 Y:横須賀、WB:ホワイトビーチ
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BONHOMME RICHARD (LHD 6) Subic Bay =Kota Kinabalu= Hong Kong 揚陸艦
DENVER(LPD 9) Subic Bay =Kota Kinabalu= HK HK 揚陸艦
TORTUGA (LSD46) Subic Bay =Kota Kinabalu= HK HK 揚陸艦
GERMAN TOWN (LSD 42) 揚陸艦
GUARDIAN (MCM5) out in 掃海艦
PATRIOT (MCM7) out in 掃海艦
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AVENGER (MCM 1) Y Y Y Y Y out in 掃海艦
DEFENDER (MCM 2) in 掃海艦
LOYAL (T-AGOS 22) out 音響測定艦
ABLE (T-AGOS 20) in out WB WB WB 音響測定艦
TIPPECANOE(T-AO 199) in out in out in out タンカー
OBSERVATION  ISLAND (T-AGM 23)  in out Yellow Sea ミサイル追跡艦
VICTORIOUS (T-AGOS 19) Subic in 音響測定艦
BRO HAWAII (T-AO) in out タンカー
REUBEN JAMES (FFG 57) P.Harbour in out フリゲイト
AMELIA EARHART (T-AKE 6) in out 貨物弾薬補給艦
EVERGREEN STATE (T-AOT) in タンカー
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1、佐世保に配備されている揚陸艦隊(PHIBRON 11)のうち強襲揚陸艦ボノム・リシャール(LHD-6)、ドック型輸送揚陸艦デンバー(LPD-6)、ドック型揚陸艦トートュガ(LSD-46)の3隻は 依然として西太平洋でのパトロールを続けている。
 10月8日から18日までフィリピンでの定期合同訓練「PHIBLEX」に第3海兵遠征群(VMEU)とともに参加した後、10月29日には中国・香港に寄港した。
 例年のスケジュールでは今後、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国との2国間訓練などを続けるものと思われる。

2、横須賀に配備されている空母艦隊(CSG)や揚陸艦隊に洋上で燃料や物資を補給する艦船の動きはあまり目立たなかった。
 空母ジョージ・ワシントンは西太平洋に展開し、フィリピン・マニラなどに寄港しているが、空母艦載機用の燃料を輸送する燃料補給艦(TAO)はティペカヌーが1隻動いているだけで、しかも 佐世保でティペカヌーは燃料施設がない平瀬(Juriet)岸壁に停泊することが多く、補給ではなく休養目的の寄港と思われた。燃料を運び込むタンカーの動きも月末に1隻入港しただけ。
 また、貨物弾薬補給艦(TAKE)は月末になって2隻が相次いで寄港したが、一般資材や食料を積み込んだようだ。
 海軍戦力がイランの核開発をめぐる情勢に対応するためペルシャ湾に集中している関係で、東アジアでの行動を控えているのだろうか。

3、中国海軍の潜水艦を追尾・探査していると思われる音響測定艦(TAGOS)ではロイヤルが10月9日に出港し23日には戻ってきたようだ。同じくエイブルは佐世保を23日までに出港した後、 沖縄に寄港していた。音響測定艦や測量艦(TAGS)の動きは昨年と同じ傾向にある。


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