2013年1月 佐世保 米艦船在港状況 Y:横須賀、WB:ホワイトビーチ
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BONHOMME RICHARD (LHD 6) out WB WB WB 揚陸艦
DENVER(LPD 9) 揚陸艦
TORTUGA (LSD46) out WB WB WB 揚陸艦
GERMAN TOWN (LSD 42) out WB WB WB 揚陸艦
GUARDIAN (MCM5) WB Subic 掃海艦
PATRIOT (MCM7) out Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y 掃海艦
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AVENGER (MCM 1) 掃海艦
DEFENDER (MCM 2) 掃海艦
PECOS (T-AO 197) out in out in タンカー
VICTORIOUS (T-AGOS 19) out 音響測定艦
ABLE (T-AGOS 20) in 音響測定艦
SUMNER (T-AGS 61) in out 海洋調査船
CARL  BRASHEAR (T-AKE 7) in out in out 貨物弾薬補給艦
REUBEN JAMES (FFG 57) in out フリゲイト
WALLY SCHIRRA (T-AKE 8) in out 貨物弾薬補給艦
BREMERTON (SSN 698) i/o in out 原潜
LASSEN (DDG 82) Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y Y in 駆逐艦
RAPPAHANNOCK (T-AO 204) in out タンカー
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1、揚陸艦隊が例年のとおり新年休暇を終えて東アジアでの作戦行動に出かけた。
 このうちドック型揚陸艦トートュガ(LSD−46)とジャーマンタウン(LSD-42)は佐世保を出港後、乗組員のトレーニングなどを行った後、沖縄・ホワイトビーチに入港した。
 また、24日に出港した強襲揚陸艦ボノム・リシャール(LHD-6)は沖縄・ホワイトビーチに直行し、31MEU(海兵遠征群)とともに特殊作戦能力証明訓練(CERTEX)を行った後、 東アジアに展開する。米海軍のHPなどによると、この期間に東南アジアで最大の訓練となったタイでの「コブラ・ゴールド」訓練やフィリピンでの「PHIBLEX」あるいは「BALIKAT AN」訓練などに参加するという。
 例年のスケジュールによれば、CARATなど津南アジア諸国との訓練や韓国での「FOAL EAGLE」訓練も含まれるものと思われる。

2、佐世保に配備されている掃海艦ガーディアン(MCM-5)がフィリピン・スールー海でサンゴ礁に座礁する事故を起こした。
米海軍のHPや星条旗新聞によると、ガーディアンはマニラの北にあるスービックを出港し、パラワン島の東海上を航行中に事故を起こしたという。現場は世界自然遺産に指定されているサンゴ礁の 海域で、フィリピンの海洋当局が注意を促したのを拒否して航行していた。
事故の救援には近くを航行していた測量艦ボウディッチ(T-AGS-62)などが向かい、乗組員全員は下船した。また、離礁作業にはシンガポールから救難曳航艦サルボア(T-ARS-52)などが向かった。
 事故原因について米海軍は「海図が間違っていた可能性がある。」として調査しているが、フィリピンの海洋当局の注意を拒否したことが事故につながったことは明白だ。

3、原潜ブレマートン(SSN-698)が出入港を繰り返した。ブレマートンは在籍しているロサンゼルス級の中では最古参の原潜で、同級は新型のバージニア級の配備に伴って順次退役が進められて いる。今回の寄港目的についても空母の護衛や地域のパトロールといった作戦任務ではなく、「潜水作業員」の輸送のためという。


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