2013年3月 佐世保 米艦船在港状況 Y:横須賀、WB:ホワイトビーチ
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BONHOMME RICHARD (LHD 6) ----------------------CERTEX---------------- ===== WB ====== Y in 揚陸艦
DENVER(LPD 9) out i/o in 揚陸艦
TORTUGA (LSD46) in out ==WB== 揚陸艦
GERMAN TOWN (LSD 42) ==WB== in 揚陸艦
GUARDIAN (MCM5) 掃海艦
PATRIOT (MCM7) Y Y Y Y Y Y in 掃海艦
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AVENGER (MCM 1) 掃海艦
DEFENDER (MCM 2) 掃海艦
WARRIOR (MCM 10) in 掃海艦
PIONEER (MCM 9) in 掃海艦
CARL  BRASHEAR (T-AKE 7) in out in out 貨物弾薬補給艦
RAINIER (T-AOE 7) in out in out 高速戦闘支援艦
PECOS (T-AO 197) out in out in タンカー
BRO HAWAII (T-AO) in out タンカー
RAPPAHANNOCK (T-AO 204) in タンカー
MAERSK PEARY (T-AO) Y Y in out タンカー
VON HERCLES (T-AK) in out サルベージ船
SUPER SERVANT 3 (T-AK) in 貨物船
VICTORIOUS (T-AGOS 19) 音響測定艦
EFFECTIVE (T-AGOS 21) out 音響測定艦
MARY SEARS(T-AGS 65) in out 海洋調査船
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1、東アジアでの定期のパトロールに出かけていた揚陸艦隊のうち、強襲揚陸艦ボノム・リシャールとドック型揚陸艦ジャーマンタウンが戻ってきた。2月にはタイで行われた東南アジアでの最大 の軍事訓練となった「コブラ・ゴールド13」に参加したが、この訓練にはこのほか日本、韓国、シンガポール、、マレーシア、インドネシアからも参加があった。
 3月15日には沖縄で海兵隊とともにCERTEX(特殊作戦能力証明訓練)の一環としてNEO(非戦闘員退避作戦)」を繰り広げていた。
 ボノム・リシャールは3月30日には佐世保に戻ってきたが、29日に戻ってきたジャーマンタウンとともに今後、米韓合同訓練「フォール・イーグル」に参加するのではないだろうか。
 なお、もう1隻のドック型揚陸艦トートュガは4月5日からフィリピンで行われる「バリカタン」訓練に参加する。

2、高速戦闘支援艦レイニアが繰り返し寄港した。高速戦闘支援艦は通常、空母艦隊に随伴して補給を行っているが、今回は空母艦隊とは別の行動となったようだ。横須賀に配備されている第7 艦隊の旗艦ブルーリッジが東アジアに展開していたことから、その補給にあたっていたとも考えられる。なお、この1月ほどの間に貨物弾薬補給艦は活発に動いていたが、これは揚陸艦隊への補給 ではなかったかと思われる。燃料を大量に消費する空母艦載機(と空母)の動きが周辺で少なかったためか、燃料補給艦は佐世保に待機する期間が長かったようだ。

3、フィリピン・スールー海の世界自然遺産であるツバタハサンゴ礁に座礁したまま動けなくなっていた掃海艦ガーディアンは、結局現場で解体撤去されたが、そのうち再使用できるソナーや レーダーなどの機材が貨物船で佐世保に運び込まれた。この機材は今後、佐世保に配備されているほかの掃海艦の予備部品として保管されることになった。
 また、ガーディアンの代わりに配備されることとなった同型の掃海艦ウォリァーが中東・バーレーンから貨物船で運ばれてきた。正式な配備の日程は今後は発表されるという。


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