2014年2月 佐世保 米艦船在港状況 WB:ホワイトビーチ
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BONHOMME RICHARD (LHD 6) out WB WB WB 揚陸艦
DENVER(LPD 9) WB  --- Cobra Gold 2014--- WB WB WB WB WB 揚陸艦
GERMAN TOWN (LSD 42) out 揚陸艦
ASHLAND (LSD 48) out WB WB WB 揚陸艦
PATRIOT (MCM7) out 掃海艦
AVENGER (MCM 1) out 掃海艦
DEFENDER (MCM 2) out in 掃海艦
WARRIOR (MCM 10) 掃海艦
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HOWARD (DDG 83) in 駆逐艦
COWPENSE (CG 63) in out in out 巡洋艦
CHARLES DREW (T-AKE 10) in 貨物弾薬補給艦
WASHINGTON CHAMBERS (T-AK 11) in out in out in out 貨物弾薬補給艦
SAKAGAWEA (T-AKE 2) in out 貨物弾薬補給艦
MATTHEW PERRY (T-AKE 9) Yio in out 貨物弾薬補給艦
MAERSK MICHIGAN (T-AO) in out (Ulsan) タンカー
RED CLOUD (T-AKR 313) in 事前集積艦
LOYAL (T-AGOS 22) in 音響測定艦
VICTORIOUS (T-AGOS 19) out 音響測定艦
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1、佐世保基地に配備されている揚陸艦が相次いで出港した。
 1月末に出港したドック型輸送揚陸艦デンバー(DENVER LPD-9)は東南アジア・タイで行われてた米タイ合同訓練「コブラ・ゴールド」(COBLA GOLD)に参加していた。
 コブラ・ゴールド訓練は米国とタイが主催していこなっているもので、近年この訓練には周辺諸国から要員を派遣して行われている。今年の訓練にも日本をはじめ韓国、マレーシア、インドネシ ア、シンガポールが加わって行われた。
訓練が終わった後、デンバーは沖縄で海兵隊の戦闘車両などを降ろした。

2、相次ぐ故障などで出港が遅れていた強襲揚陸艦ボノム・リシャール(BONHOMME RICHARD LSD-6)は佐世保出港後、沖縄・ホワイトビーチに寄港し、海上自衛隊、陸上自衛隊の要員との交流な どを行った。
その後、沖縄周辺海域で海兵隊とCERTEXを行い、一足早く出港したドック型揚陸艦アシュランド(ASHLAND LSD‐48)およびコブラ・ゴールド訓練から戻ってきたデンバーとともに西太平洋地域で のSPRING PATROLに出かけた。

3、佐世保基地に配備されている掃海艦アベンジャー(AVENGER MCM-1)などの掃海艦が近い将来、沿海域戦闘艦(LCS)と交代する計画があることが公表された。
 米海軍は沿海域での戦闘力を高めるため駆逐艦や巡洋艦などより小型の作戦艦の建造を進めている。このタイプの戦闘艦には掃海能力を持たせていることから、旧型化したアベンジャー級の掃海 艦に代わって配備することとなったようだ。
 しかし、米国議会では海軍の要求(合計52隻)に対し当面24隻を条件付きで認めただけで、配備が計画通りに進むのかは不明だ。このため、当分はアベンジャー級の掃海艦が佐世保に配備される ことになるだろう。

4、巡洋艦カウペンス(COWPENS CG-63)と駆逐艦ハワード(HOWARD DDG-83)が佐世保に寄港した。いずれも米韓合同訓練「フォール・イーグル」(FOAL EAGLE)に参加するものと思われる。
カウペンスは横須賀を離れた後、米国カリフォルニア州・サンディエゴ海軍基地に配備されていたが、将来艦隊計画(FYDP)では今会計年度中にも退役する見通し。

5、東アジアで訓練が相次いでいる関係で、貨物弾薬補給艦(AKE)が延べ6回寄港するなどの動きが目立った。


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