2017年11月 佐世保 米艦船在港状況 WB:ホワイトビーチ、Y:横須賀、IW:岩国
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BONHOMME RICHARD (LHD 6) 揚陸艦
GREEN BAY (LPD 20) 揚陸艦
GERMAN TOWN (LSD 42) 揚陸艦
ASHLAND (LSD 48) in 揚陸艦
PATRIOT (MCM7) 掃海艦
WARRIOR (MCM 10) 掃海艦
PIONEER (MCM 9) 掃海艦
CHIEF (MCM 14) out 掃海艦
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MISSISSIPPI (SSN 782) Y Y Y Y Y Y Y i/o i/o 原潜
TOPEKA(SSN754) i/o 原潜
HOWARD (DDG 83) in out 駆逐艦
WALLY SCHIRRA (T-AKE 8) in out in out in out 貨物弾薬補給艦
CHARLES DREW (T-AKE 10) out in out 貨物弾薬補給艦
SLNC PAX(T-AO) Kwajalein ===== GUAM ===== IW IW in タンカー
JOHN ERICSSON(T-AO 194) in out タンカー
WALTER  S  DIEHL (T-AO 193) in タンカー
FRED W STOCKHAM (T-AK 3017) in 事前集積艦
IMPECCABLE(T-AGOS 23) 音響測定艦
EFFECTIVE (T-AGOS 21) WB WB WB in 音響測定艦
ABLE (T-AGOS 20) =========== SUBIC ============= in out 音響測定艦
VICTORIOUS (T-AGOS 19) in out 音響測定艦
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1、佐世保に配備されている揚陸艦隊のうち、最後まで横須賀や沖縄に出かけていたドック型揚陸艦アシュランドが戻ってきた。例年通りであれば、これで揚陸艦隊の年内の予定はすべ て終了したと思われる。

  2、6月17日に下田沖で衝突事故を起こした駆逐艦フィッツゼラルドに関する事故報告書で、直前の5月12日、佐世保港への入港コースの途中で民間船と異常接近を起したと指摘さ れたようだ。詳細は不明だが、海上自衛隊の航海科所属のOB士官の話では、海上衝突予防法についての認識(教育)不足と操船の基礎訓練が不足していたため起きたのではないか、 という。
佐世保に配備されている揚陸艦についても、一年間のローテーションを見ると、操船訓練に十分な日数をとらないまま、沖縄から海兵隊員を乗せて作戦航海に出かけているようだ。
横須賀の駆逐艦の事故は、このままでは佐世保の揚陸艦についても起こりうるということを示している。

3、日本海に原子力空母3隻が集結したが、佐世保での補給活動は艦隊の規模からすると大きなものではなかった。日本海のような狭い海域で空母が3隻も集まったら身動きが取れない からだろう。
 結局その後、ニミッツは米本国に帰投し、ルーズベルトは中東に向かい第5艦隊の任務海域に入った。
 11月中に佐世保に寄港した各種補給艦は7隻だったが、空母戦闘群に随伴している高速戦闘支援艦の入港はなかった。

4、原潜ミシシッピが2回、一時寄港した。ミシシッピはその前に横須賀を出港しており、佐世保に直行したようだ。またトピカも一時寄港したが、こちらは6カ月間の任務航海期間を 終えたキーウエストと交代に西太平洋での任務航海に派遣されたようだ。

5、音響測定艦が集中している。一時的だが、11月27日には4隻が佐世保に停泊していた。


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