１、佐世保基地に配備されてから１年に満たない強襲揚陸艦ワスプの去就が注目されている。
　星条旗新聞の１２月７日付電子版によると、２０１９年の内にバージニア州・ノーフォーク海軍基地に戻る予定があることを伝え、別のニュースでは２０１９年の前半にも新型の強襲揚陸艦アメ リカ（LHA-6）と交代する計画が承認されたと伝えている。
　なお、そのほかの佐世保配備艦船の動向は不明。
　しかし、場合によってはワスプが佐世保を離れてから後継艦が配備されるまでに、一定期間の空白があるだろうとも伝えていた。

２、クリスマスを挟んだ期間、原潜シャイアンが入港した。これで原潜寄港は今年に入って15回目となり、2016年（24回）、2017年（26回）から大きく減少し、2015年（13回）のレベルに戻った。

３、横須賀基地に配備されている駆逐艦2隻が相次いで佐世保に寄港した。このうちカーティス・ウイルバー（DDG-54）は11月下旬には香港に寄港しており、またマッキャンベルは11月中旬に沖縄・ホワイトビーチに立ち寄っていた。共に東シナ海や南シナ海に展開していたと思われる。 　マッキャンベルは新年を佐世保で迎えた。

４、佐世保で越年した艦船は、配備艦船のほかに音響測定艦ロイヤル、同エイブル、駆逐艦マッキャンベル、燃料輸送艦エンパイア−・ステイトの4隻で、合計12隻と、異例の隻数となった。

2019-1-4|HOME|