１、強襲揚陸艦ワスプ（LHD-1）はほかの揚陸艦（グリーンベイ、アシュランド）とともに1月中旬に出港し、例年行っている東・東南アジアでの訓練に参加していた。
　しかし、ほかの2隻の揚陸艦が引き続き各国で訓練に参加している中、単独で戻ってきた。
　星条旗新聞などではワスプが今年前半にも佐世保を離れ米本国に戻り、代わりに新型のアメリカ（LHA-6）と交代するとする記事が出ていた。
　今回、早期にワスプが戻ってきたのは交代を準備するための可能性がある。

２、米朝会談の行方が話題になっているが、会談の行方次第では毎年行われている米韓合同訓練の在り方に影響が出ると予想されている。
　しかし、佐世保港にはこれまでと同様に、米韓合同訓練を支援するためと思われる補給艦や輸送艦の動きが相次いでいる。
　北マリアナ連邦・サイパン島の

沖に停泊している事前集積艦隊のうち、車両貨物輸送艦ソダーマンや海兵隊の貨物弾薬補給艦サカジャウィアが佐世保に入港し、大型のタンカーが燃料を運び込ん だりしたことが確認されている。 ３、佐世保に配備されている掃海艦チーフ（Chief　MCM-14）が2月15日、ブルネイ国ムアラ港に入港したことが明らかになった。このところ、掃海作業訓練などには第5爆発物処理分遣隊（EODMU-5） が直接出かけることが多くなっていた。掃海艦が日本から離れた海域に出かけることは珍しいようだ。 、

2019-3-3|HOME|