グアムに空母セオドア・ルーズヴェルトが入港している間、直衛艦と思われる駆逐艦2隻（ラッセル、ラファエル・ペラルタ）が佐世保に入港した。12日に出港した2隻はその後、ルーズヴェルト 空母打撃群（CSG）とともに強襲揚陸艦アメリカ遠征打撃群（ESG）は太平洋上で共同訓練を行った。
アメリカESGにはアメリカ、ドック型輸送揚陸艦グリーン・ベイ、ドック型揚陸艦ジャーマンタウンが含まれていた。

アメリカESGのうちアメリカとグリーン・ベイは2月下旬から東南アジア・タイで地域で最大の訓練となったコブラ・ゴールド訓練に参加した。

潜水艦母艦エモリー・S・ランドが入港し、定期メンテナンス中のドック型揚陸艦アシュランドと並んで停泊した。ランドは潜水艦以外の艦船の修理支援能力があり、佐世保滞在中に他の艦船の 支援にあたるのだろう。

星条旗新聞の記事によると、米海軍佐世保基地の平瀬岸壁（米軍呼称「ジュリエット」）に高圧の給電設備が昨年末に完成し運用を開始したとのこと。
同様の高圧電気供給設備は米海軍赤崎岸壁にも設けてあり、コールド・アイアン（Cold Iron）とも呼ばれている。
設置理由について最新型のズムウァルト級駆逐艦への支援などに対処するためという。ズムウァルト級駆逐艦は3隻のみ建造が承認されているが、将来艦隊計画には含まれていない。

2020-3-5|HOME|