１、強襲揚陸艦アメリカが、10月24日佐世保に戻ってきた。
アメリカは8月4日に出港した後、一時横須賀に立ち寄っていたが、その後沖縄・ホワイトビーチで海兵隊とドッキングし、東南アジアに展開していた。9月3日にはフィリピン・ルソン島から南シナ 海に進入し、数日間同海域にとどまっていたようだ。
その後は沖縄に戻り、海兵隊とのCERTEX（特殊作戦能力証明訓練）を終えてからグアムでバリアント・シールド訓練を繰り広げ、沖縄＝津軽海峡＝日本海を経由して佐世保と、日本列島を一周して 戻ってきたようだ。

２、ドック型輸送揚陸艦ニューオルリンズとドック型揚陸艦ジャーマンタウンは９月の末からグアムでの訓練に参加した後１０月中旬には沖縄近海に展開していた。その後海兵隊や機材などを降ろ し相次いで佐世保に戻ってきた。

３、掃海艦パトリオットとパイオニアは１０月１２日から１７日にかけて朝鮮半島南部で行われた韓国海軍との掃海訓練に参加していた。

４、１０月中に大型タンカー２隻が燃料を搬入したが、運び出す中型のタンカーは３隻が寄港した。また、燃料補給艦は１隻だけだったが、９月末には燃料補給艦ペコスが３回寄港していたため、 補充の燃料を運び込んだのだろう。

５、米海軍ではないが、１０月にはカナダ海軍のフリゲート艦とオーストラリア海軍のフリゲート艦が入港した。ＲＩＭＰＡＣに参加していたと思われ、国連軍地位協定に基づき寄港したようだ。

2020-11-3|HOME|