98年5月 佐世保基地 米艦船の入港調査
D:ドック入り、WB:ホワイトビーチ、IW:岩国、Y:横須賀、
..5月...01 . . .05 . . . .10 . . . .15 . . . .20 . . . .25 . . . . .31
ベローウッド. O O O O O O O O O O O ====WB===== - - - - - - - COBRA GOLD EX
ダビューク.. O O O O O O O O O O O ====WB===== - - - - - - - COBRA GOLD EX
ジャーマンT. O O O O O O O O O O O ====WB===== - - - - - - - COBRA GOLD EX
Fマッケンリー O O O O O O O - - - - - -CARAT EX.- - - - - - - -==BRUNEI== -
ガーディアン. O O O O O O - - =====WB====== O O O O O O O O O O O O O O O O
パトリオット. ====================YOKOSUKA (DOCK)==========================
IX502.. O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O O
..5月...01 . . .05 . . . .10 . . . .15 . . . .20 . . . .25 . . . . .31
ナラガンセット O O O O O O O O O - - O O O O O O - - - - - - - - - - - - - -
C.ウィルバー O O O O O O O O O - - - - - -SIMODA =========YOKOSUKA========
バンデグリフト=YOKOSUKA= - - O O - - - - - -SIMODA =========YOKOSUKA========
Sフランシスコ - - - O O O O O - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
バリアント.. - - - - - - O - - - - - - - - - - - - - O O O - - - - - - - -
ハリケーン.. - - - -=WB= O O O - - O O O =IW== - - -CARAT EX.- - - - - - -
モンスーン.. - - - -=WB= O O O - - O O O =SAEKI= - -CARAT EX.- - - - - - -
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IX502..:宿泊台船
ナラガンセット:航洋曵船、NARAGANSET (T-ATF167)
C.ウィルバー:駆逐艦、 CURTIS WILBUR (DDG54)
バンデグリフト:フリゲイト、VANDEGRIFT (FFG48)
Sフランシスコ:原潜、 SAN FRANCISCO (SSN711)
バリアント..:油送艦、VALIANT (T-AOG)
ハリケーン :外洋哨戒艇、HURRICANE (PC3)
モンスーン :外洋哨戒艇、MONSOON (PC4)
5月は米・タイ合同訓練「コブラ・ゴールド98」や東南アジア諸国との訓
練「キャラット98」の関係で艦船の動きがあるだろうと思っていたら、思
わぬ3つの台風に佐世保港は振り回された。
その1 原潜「サンフランシスコ」が、4日入港した。
当初「3日入港」と通告があったものの、その後取り止め− 4日入港−
時間変更とくるくる変わった後、4日午後4時、通告から14時間後に入港
し、赤崎岸壁に接岸した。
もちろん、核動力艦の入港について、米国政府が日本政府に言明していた
「24時間前通告」に違反することは明かだ。
日本周辺で特段緊張する事態が発生していない状況で、なぜ「約束」を破
ってまで入港する必要があったのか。赤崎岸壁に接岸後の原潜は、修理や乗
組員の乗降など特段急ぐ様子もない。
この「約束違反」について、本来ならば抗議し真相の説明を求めるべき立
場の日本政府(外務省)は相変わらず「運用上の都合があったのでしょう。」
程度の反応しか示していない。
日本政府(外務省)は、横須賀に配備されている空母「インディペンデン
ス」が今年1月、あらかじめ明かにした上で湾岸地域へ「戦闘行動」に出か
けたときも、沖縄や三沢から戦闘機が中東へ出撃したときも日米安保条約に
基づく「事前協議」の申し入れをしていない。
米軍の行動に何一つ意義をはさまない体質の日本政府が、これで米軍支援
のための「周辺事態措置法」などが成立したらどうなることやら、本当に心
配だ。
その2 台風ならぬ「ハリケーン」と「モンスーン」が西日本を駆け抜けた。
「ハリケーン」と「モンスーン」はいずれも「サイクロン」級の哨戒艇。
400トンに満たない船体だが外洋航行も可能で、フリゲート艦「サイズ」
と共にカリフォルニア・サンディエゴから太平洋を越えてやってきた。
5月5日、沖縄・ホワイトビーチに到着した後、佐世保(7日)、岩国
(15日)、大分県佐伯(16日)と走り回った。
その後東南アジア諸国との2国間共同訓練(CARAT98)へ駆け去った。
駆逐艦など大型艦が行動できない狭い水域や浅海域での運用能力を高めるた
めに派遣したという。
8月まで続くCARAT98には、佐世保からフォート・マッケンリーが出
港している。
その3 ベローウッド、ジャーマンタウン、ダビュークの3隻が「コブラ・
ゴールド」へ向け出発したが、沖縄・ホワイトビーチ周辺でうろうろしてい
ると思ったら、インドネシア情勢の悪化に備え、米国人の退避支援のためシ
ンガポール周辺に待機していた。スハルト退陣の後、情勢が安定すると再び
「コブラ・ゴールド98」のためタイ・パタヤへ移動した。
新ガイドラインが対象とする「周辺事態」へ佐世保基地から、直接ではな
いが出撃したケースだ。揚陸間3隻がインドネシア周辺に進出した目的は米国人
の保護・救出が目的で、在留日本人の保護・救出が目的でないことはもちろんだ。
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