佐世保地区労


原子力船「むつ」入港反対闘争('78.10.12)
 かつて全国に1,200余あった「地区労」は、地域労働運動はもとより、戦後日本の平和運動を支える貴重な存在でした。しかし'90年代に入ると連合時代を迎え、地区労は相次いで姿を消しつつあります。
 「佐世保地区労」は、'60年〜'70年代にかけて、原潜シードラゴン・原子力空母エンタープライズ・原子力船「むつ」などの全国的闘争でその名は広く知られており、今年、結成50周年を迎えます。

 冷戦終結から10年、本来なら、沖縄をはじめ全国各地の米軍基地は大幅に縮小・撤去され、「基地のない21世紀」へと向かうはずでした。
 しかし現実は、新ガイドラインによって日米軍事同盟と基地は強化されています。
 佐世保地区労では、「リムピース」や全国の平和運動団体と連携して、在日米軍基地に関する情報を共有し、その実態を検証することを通じて、基地の縮小・撤去をめざしたいと思います。同時に、軍事力によらないアジア地域の安全保障の在り方について、多国間の対話の枠組みをどのように作っていったら良いのか、意見交換の場を作りたいと考えました。
 以上の目的のため、佐世保地区労のホームページを開設することにしました。多くのみなさんのアクセスを待っています。


(事務局長 今川正美)


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ichikro1@mocha.ocn.ne.jp

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