普天間オスプレイ、陸自木更津基地での修理目論む


木更津基地のK格納庫


木更津基地の管制塔(2015.2.2 金子 豊貴男 撮影)

 防衛省は10月30日、米海兵隊MV−22オスプレイの整備を 陸上自衛隊木更津 駐屯地の 格納庫を富士重工業(株)に貸し付け、整備をすると発表した。
   上の写真は今年2月2日に、木更津駐屯地を視察した際に陸上自衛隊から説明があっ た、オスプレイ整備に貸し出すと言われた、K格納庫の写真。今後の動向に注目した い。

(金子豊貴男 相模原市議・RIMPEACE共同代表)

 
オスプレイの整備基盤について      平成27年10月30日   防衛省

 普天間飛行場に配備されている米海兵隊オスプレイについては、定期機体整備を平 成29年頃から開始するため、整備企業を選定する入札が米軍によって行われてお り、この入札に対して日本企業も提案を行っていたところです。
 本日、米国政府から、本件入札について、整備企業を富士重工業(株)とすること で決定したとの連絡がありました。
 防衛省としては、米海兵隊MV−22オスプレイの整備のため、富士重工業(株) に陸上自衛隊木更津駐屯地の格納庫を貸付け、陸上自衛隊に導入することとしている V−22オスプレイについても同駐屯地で整備することで、両国のオスプレイを共通 で整備できる基盤を確立していく方針です。
 具体的な内容等については、木更津市等の地元自治体に丁寧な説明を行いつつ、米 国政府等との調整を進めていきたいと考えております。(以上)
 


木更津基地空撮。正面の3つ並んでいるカマボコの真ん中がK格納庫 (2015.1.31 撮影)


2015-10-31|HOME|